Difference between revisions of "Scan/ja"

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=構造=
 
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スキャンインターフェースは、ウィザードで3D画像の取得を制御する部分です。メインのツールバーにはスキャン用のツールがあり、右上にあるカメラのライブビューではスキャンチャンバー内のオブジェクトの位置やあてられている光量を確認できます。
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スキャンインターフェースはウィザードの一部で、3D画像の取得を制御します。メインのツールバーにはスキャン用のツールがあり、右上にあるカメラのライブビューではスキャンチャンバー内のオブジェクトの位置や、照射されている光量を確認できます。
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{{Screenshot|Wizard-interface-scan.png}}
 
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==スキャンツールバー==
 
==スキャンツールバー==
  
スキャンツールバーでの操作は実行中の手順によって異なることがあります。表示されるすべてのアイコンのリスト、用途、および表示されるステップを以下に示します。
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スキャンツールバーでのアクションは、実行中のステップによって異なることがあります。表示されるすべてのアイコンのリスト、用途、および表示されるステップを以下に示します。
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;{{List button|prevAction.png}} 戻る: 前のステップに戻ります。最初のスキャンステップでは、アイコンが無効になっています。
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;{{List button|scanAction.png}} スキャン: 実行中のステップ固有の取得手順を開始します。このアイコンは常に利用可能です。
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;{{List button|prevAction.png}} 戻る: 前のステップに戻ります。最初のスキャンステップでは、アイコンが無効になります。
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;{{List button|scanAction.png}} スキャン: 実行中のステップで取得手順を開始します。このアイコンは常に利用可能です。
 
;{{List button|integrateAction.png}} 統合: 実行中のステップで取得済みのものに画像を追加できます。咬合器スキャンステップ中、またはスキャンを実際に実行する前は、このアイコンは利用できません。この操作については、このページの下部で詳しく説明します。
 
;{{List button|integrateAction.png}} 統合: 実行中のステップで取得済みのものに画像を追加できます。咬合器スキャンステップ中、またはスキャンを実際に実行する前は、このアイコンは利用できません。この操作については、このページの下部で詳しく説明します。
;{{List button|importAction.png}} インポート: スキャンする代わりに、必要な画像のファイルをインポートできます。このアイコンは常に利用可能です。
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;{{List button|importAction.png}} インポート: スキャンする代わりに、必要な画像のファイルをインポートできます。このアイコンは常に利用できます。
 
;{{List button|advAction.png}} 詳細パラメーター: 実行中のステップで異なるスキャン手順を設定できます。この操作については、このページの下部で詳しく説明します。
 
;{{List button|advAction.png}} 詳細パラメーター: 実行中のステップで異なるスキャン手順を設定できます。この操作については、このページの下部で詳しく説明します。
;{{List button|copyRefAction.png}} レファレンスからコピー: 実行中のステップで以前取得した画像をコピーできます。この操作は、健全歯およびポンティックで利用可能で、ワックスアップのスキャンステップでも利用できます。この操作は完全に自動化されているので、該当するアイコンをクリックしなくてもコピーされた画像はすでに表示されています。前回のスキャンの結果が思わしくない場合、ユーザーはオブジェクトを再スキャンしてから最初のレファレンスをコピーできます。
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;{{List button|copyRefAction.png}} リファレンスからコピー: 実行中のステップで以前取得した画像をコピーできます。この操作は、健全歯およびポンティックで利用可能で、ワックスアップのスキャンステップでも利用できます。この操作は完全に自動化されているので、該当するアイコンをクリックしなくても、コピーされた画像は自動で表示されます。前回のスキャンの結果が思わしくない場合、ユーザーはオブジェクトを再スキャンしてから最初のリファレンスをコピーすることができます。
;{{List button|nextAction.png}} 次へ: プロジェクトの次のステップに進みます。実行中のステップが完了している、またはスキップできる場合、このアイコンは利用可能です。
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;{{List button|nextAction.png}} 次へ: プロジェクトの次のステップに進みます。このアイコンは、実行中のステップが完了している、またはスキップできる場合に利用できます。
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スキャンを起動すると、進行状況を示すホイールが表示されます。スキャンを中止する場合は、{{Inline button|stopAction.png}} ボタンをクリックします。
 
スキャンを起動すると、進行状況を示すホイールが表示されます。スキャンを中止する場合は、{{Inline button|stopAction.png}} ボタンをクリックします。
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===統合===
 
===統合===
  
統合アクションでは、オブジェクトを再スキャンせずに、スキャンに情報を追加できます。{{Inline button|integrateAction.png}} ボタンをクリックすると、'''統合パネル'''が開きます。
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統合アクションでは、オブジェクトを再スキャンすることなく、スキャンに情報を追加できます。{{Inline button|integrateAction.png}} ボタンをクリックすると、'''統合パネル'''が開きます。
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[[File:Integrate-actions.png]]
 
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統合を実行するには2つの方法があります。該当するボタンをクリックして統合する方法を選択してから、統合ボタンをクリックして統合を開始します。
 
統合を実行するには2つの方法があります。該当するボタンをクリックして統合する方法を選択してから、統合ボタンをクリックして統合を開始します。
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; フォロービュー: '''Follow View'''(フォロービュー)をクリックし、3Dオブジェクトを動かして情報が不足している部分を中心に表示させます。再スキャンする必要のある部分がカメラのライブビューに表示されていることを確認し、'''Integrate'''(統合)をクリックします。
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; フォロービュー: '''Follow View'''(フォロービュー)をクリックし、3Dオブジェクトを空間内で動かして、情報が不足している部分を中心に表示させます。再スキャンする必要のある部分がカメラのライブビューに表示されていることを確認し、'''Integrate'''(統合)をクリックします。
  
 
[[File:Follow.gif]]
 
[[File:Follow.gif]]
  
; スマート: '''Smart'''(スマート)をクリックすると、小さい進行状況バーが表示され、100%になると不足している情報や穴になっている部分が、実際の画像上ですべて黄色でマークされます。再スキャンが必要な部分を選択するには、その黄色の線の近くで左クリックします。選択された領域は赤色でマークされます。'''integrate'''(統合)をクリックすると、スキャン処理が起動し、不足している情報の部分が補われます。
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; スマート: '''Smart'''(スマート)をクリックすると、小さい進行状況バーが表示され、100%になると不足している情報や穴になっている部分が、取得された画像上ですべて黄色でマークされます。再スキャンが必要な部分を選択するには、その黄色の線の近くで左クリックします。選択された領域は赤色でマークされます。'''integrate'''(統合)をクリックすると、スキャン処理が起動し、不足している情報が補われます。
  
 
[[File:Smart.gif]]
 
[[File:Smart.gif]]
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===アドバンス設定===
 
===アドバンス設定===
  
'''アドバンス設定'''ボタン {{Inline button|advAction.png}} をクリックすると、プロファイルおよびパラメーターの選択ダイアログが開きます。
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'''アドバンス設定'''ボタン {{Inline button|advAction.png}} をクリックすると、プロフィールおよびパラメーターの選択ダイアログが開きます。
  
 
[[File:free-profiles-scan.png]]
 
[[File:free-profiles-scan.png]]
  
すべてのオブジェクトは異なる手順でスキャンされます。これはスキャン可能なさまざまな形状ですべての詳細情報を取得すると同時に、レファレンスオブジェクト用の画像を取得する際に不要な数を取得しないようにするためです。例えば、咬合器スキャンでは、水平面での画像を4枚だけ取得して、咬合のバランスを失わないようにスピードを落としますが、模型では低いチルトで6枚の画像を、ダイでは高いチルトで12枚の画像をスキャンします。
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すべてのオブジェクトは異なる手順でスキャンされます。これはスキャン可能なさまざまな形状ですべての詳細情報を取得すると同時に、リファレンスオブジェクト用に不要な数の画像を取得しないようにするためです。例えば、咬合器スキャンでは、水平面での画像を4枚だけ取得して、咬合のバランスを失わないようにスピードを落とします。一方、模型では低いチルトで6枚の画像を、ダイでは高いチルトで12枚の画像をスキャンします。
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</div>
  
These '''profiles''' are Open Technologies' suggestion on how to scan a determined object, but it is not said that they should be always the best procedures, seen that dental objects are seldom similar. Starting from this assumption, the user is always free to decide whether to change the scan profile or not by selecting any other voice in  the profile list to increase or reduce the number of images and detail. Of course, the higher the level of detail, the higher the number of images, the heavier the resulting file.
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<div class="mw-translate-fuzzy">
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このような'''プロフィール'''は、特定のオブジェクトのスキャン方法についてオープンテクノロジーが推奨する設定ですが、歯科のスキャンオブジェクトは一般化することが難しく、これらのプロフィールの使用が常に最適な設定となるわけではありません。このような前提を念頭に置き、プロフィールリストにある別の設定を選択したりして、取得する画像数や詳細を調整し、プロフィールを自由に変更するようにして下さい。ただし、情報の詳細レベルを上げれば、画像数も増え、結果としてファイルも大きくなることにも注意して下さい。
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</div>
  
Moreover, by clicking '''Advanced''' on the bottom of the dialog, the user will be able to change some advanced parameters of the selected scanning profile.
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また、ダイアログ下部の'''Advanced'''(アドバンス)をクリックすると、選択されたスキャンプロフィールの一部の設定を変更できます。
  
 
[[File:free-advancedpar-scan.png]]
 
[[File:free-advancedpar-scan.png]]
  
There are two parameters that can be modified:
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2つの設定を編集できます。
  
;Object Color: The shade of the specific kind of object. Like in the live view of the cameras, this parameter controls the amount of light that will hit the object; if the object is very dark it will need to be scanned with a brighter beam and vice versa.
+
;Object Color(オブジェクトカラー): 特定の種類のオブジェクトの陰。カメラのライブビューと同様に、この設定ではオブジェクトに照射される光量を制御します。オブジェクトが非常に暗い場合はより明るい光で、明るすぎる場合は光の明るさを弱めるなど、適時調整して下さい。
;Scan Strength: This parameter allows to higher the contrast of the scanning pattern to better scan difficult surfaces (translucid, metallic etc). The more the selected strength, the more time the scan will take.
+
;Scan Strength(スキャン強度): この設定では、スキャンパターンのコントラストを上げ、難しい表面(半透明、金属など)のスキャン精度を向上できます。強度を上げることで、スキャンにかかる時間も増加します。
  
===Die Scan Definition===
+
===ダイのスキャン定義===
  
Die scanning works the same as all the other scanning steps, but it has an intermediate definition step with which the user can decide to either use the Multi die plate (default choice) or to mark a custom die scan setup.
+
ダイのスキャンはその他のスキャンと同じように動作しますが、マルチダイプレート(デフォルト)を使用するか、カスタムのダイスキャン設定をマークするか選択できる中間の定義ステップがあります。
  
 
{{Screenshot|wizard-multidie-def.png}}
 
{{Screenshot|wizard-multidie-def.png}}
  
The multi die definiton {{Inline button|mdSetupAction.png}} appears automatically at the beginning of the dies scanning step. The 9 positions of the multi die will be filled starting from the elements of the first quadrant, if there are any, and follows the standard numbering order. The wizard will show in which position to insert each die. If the dies exceed the number of positions, a further step will be added to the wizard to scan all the elements defined in the project. <br />
+
<div class="mw-translate-fuzzy">
If the multi die plate is used, the software will already know which die is in which position, and there will be no need to further identify the items that will be automatically aligned to their reference.
+
ダイのスキャンステップの冒頭で、マルチダイの定義 {{Inline button|mdSetupAction.png}} が自動で表示されます。マルチダイの9つの位置は、最初の片顎の部品(存在する場合)から、標準的な歯番の順番で埋められます。ウィザードには、それぞれのダイを入れる位置が表示されます。ダイを入れる位置が足りなくなった場合、ウィザードにステップが追加され、プロジェクト内で定義したすべての部品をスキャンできるようにします。<br />
 +
マルチダイプレートを使用する場合、ソフトウェアはどのダイがどの位置にあるのかをすでに認識しているので、追加で項目を識別する必要はありません。これらは自動的にリファレンスにアライメントされます。
 +
</div>
  
As an alternative to the use of the multi die plate, the user can set a custom die scan order by clicking on the '''custom setup''' {{Inline button|customSetupAction.png}} button.
+
<div class="mw-translate-fuzzy">
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マルチダイプレートを使用する代わりに、ユーザーは '''カスタム設定''' {{Inline button|customSetupAction.png}} ボタンをクリックして、ダイをスキャンする順番をカスタム設定できます。
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</div>
  
 
{{Screenshot|Wizard-diescan.png}}
 
{{Screenshot|Wizard-diescan.png}}
  
The software will mark all the items to be scanned in the same color which means that, by default, they would need to be scanned together. By clicking on one of the items to scan, the tooth will change color and will create a second scan group. Click then on all the items to be scanned in that second scan group. By clicking a second time on one of the already selected items, a further scan group will be created and marked in a third color. This operation can be repeated as many times as one wishes, remember that '''all the items marked in the same color will be scanned together'''. <br />  
+
ソフトウェアはスキャンするアイテムをすべて同じ色でマークします。これは、デフォルトでは、それらすべてを同時にスキャンする必要があることを示しています。スキャンするアイテムの1つをクリックすると、その歯の色が変わり、2つ目のスキャングループが作成されます。その後、その2つ目のグループでスキャンするアイテムをすべてクリックします。選択済みのアイテムのどれかをもう1回クリックすると、追加のスキャングループが作成され、3つ目の色でマークされます。この操作は任意の回数繰り返すことができます。'''同じ色でマークされているすべてのアイテムが同時にスキャンされる'''ことに注意して下さい。 <br />  
In this mode, the software cannot know which item is scanned in which position, therefore it will require the user to identify each stump. Identification procedure will be explained in the [[Edit|Edit Tools]] page.
+
このモードでは、どのアイテムをどの位置でスキャンするかをソフトウェアは認識していません。このため、ユーザーが各ダイを識別する必要があります。この手順については、[[Edit|編集ツール]]のページを参照して下さい。
  
  
===Marker Scan Definition===
+
===マーカースキャン定義===
  
The marker (or scanbodies) scan is similar to the custom setup of the dies scan.
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マーカー(またはスキャン体)のスキャンは、ダイのスキャンのカスタム設定に似ています。
  
 
{{Screenshot|Wizard-markerscan.png}}
 
{{Screenshot|Wizard-markerscan.png}}
  
The software will mark all the items to be scanned in the same color which means that, by default, they would need to be scanned together. By clicking on one of the items to scan, the tooth will change color and will create a second scan group. Click then on all the items to be scanned in that second scan group. By clicking a second time on one of the already selected items, a further scan group will be created and marked in a third color. This operation can be repeated as many times as one wishes, remember that '''all the items marked in the same color will be scanned together'''. <br />  
+
ソフトウェアはスキャンするアイテムをすべて同じ色でマークします。これは、デフォルトでは、それらすべてを同時にスキャンする必要があることを示しています。スキャンするアイテムの1つをクリックすると、その歯の色が変わり、2つ目のスキャングループが作成されます。その後、その2つ目のグループでスキャンするアイテムをすべてクリックします。選択済みのアイテムのどれかをもう1回クリックすると、追加のスキャングループが作成され、3つ目の色でマークされます。この操作は任意の回数繰り返すことができます。'''同じ色でマークされているすべてのアイテムが同時にスキャンされる'''ことに注意して下さい。 <br />  
The software cannot know which marker is scanned in which position, therefore it will require the user to identify each scanbody. Identification procedure will be explained in the [[Edit|Edit Tools]] page.
+
ソフトウェアはどのマーカーがどの位置でスキャンされるか認識できないため、ユーザーが各スキャン体を識別する必要があります。識別する手順については、[[Edit|編集ツール]]のページを参照して下さい。
  
==Live view==
+
==ライブビュー==
  
The live view of the software, on the upper right corner, allows to check the position of the object and the amount of light with which it will be scanned. <br /> For different objects in the same project the light might need to be changed to avoid reflections and improve the scan quality.
+
<div class="mw-translate-fuzzy">
 +
右上にあるライブビューでは、スキャンするオブジェクトの位置と光量を確認できます。 <br />同じプロジェクト内の異なるオブジェクトで、光量を調整して反射しないようにしたり、スキャン品質を向上させたりする必要がある場合があります。
 +
</div>
  
The light intensity can be regulated using the bar on the left side of the window.
+
光量はウインドウの左側にあるバーを使用して調整します。
  
 
[[File:light.gif]]
 
[[File:light.gif]]
  
The red markings show the areas of the objects that are over-exposed and will be more problematic to acquire. Be careful not to lower too much the light intensity, as to do so, the scan quality will be worsened.
+
オブジェクト上で赤く表示されている部分は光が強すぎるので、取得で問題が発生することがあります。また、逆に光量を下げる場合でも、あまり下げすぎるとスキャン品質が低下するため、注意して調整して下さい。
 +
 
 +
By clicking on the button below the light intensity bar, the live size changes.
  
 
{{Navigation|Project-options|Edit}}
 
{{Navigation|Project-options|Edit}}

Latest revision as of 15:30, 1 June 2018


構造

スキャンインターフェースはウィザードの一部で、3D画像の取得を制御します。メインのツールバーにはスキャン用のツールがあり、右上にあるカメラのライブビューではスキャンチャンバー内のオブジェクトの位置や、照射されている光量を確認できます。

Wizard-interface-scan.png

スキャンツールバー

スキャンツールバーでのアクションは、実行中のステップによって異なることがあります。表示されるすべてのアイコンのリスト、用途、および表示されるステップを以下に示します。

PrevAction.png 戻る
前のステップに戻ります。最初のスキャンステップでは、アイコンが無効になります。
ScanAction.png スキャン
実行中のステップで取得手順を開始します。このアイコンは常に利用可能です。
IntegrateAction.png 統合
実行中のステップで取得済みのものに画像を追加できます。咬合器スキャンステップ中、またはスキャンを実際に実行する前は、このアイコンは利用できません。この操作については、このページの下部で詳しく説明します。
ImportAction.png インポート
スキャンする代わりに、必要な画像のファイルをインポートできます。このアイコンは常に利用できます。
AdvAction.png 詳細パラメーター
実行中のステップで異なるスキャン手順を設定できます。この操作については、このページの下部で詳しく説明します。
CopyRefAction.png リファレンスからコピー
実行中のステップで以前取得した画像をコピーできます。この操作は、健全歯およびポンティックで利用可能で、ワックスアップのスキャンステップでも利用できます。この操作は完全に自動化されているので、該当するアイコンをクリックしなくても、コピーされた画像は自動で表示されます。前回のスキャンの結果が思わしくない場合、ユーザーはオブジェクトを再スキャンしてから最初のリファレンスをコピーすることができます。
NextAction.png 次へ
プロジェクトの次のステップに進みます。このアイコンは、実行中のステップが完了している、またはスキップできる場合に利用できます。

スキャンを起動すると、進行状況を示すホイールが表示されます。スキャンを中止する場合は、StopAction.png ボタンをクリックします。

統合

統合アクションでは、オブジェクトを再スキャンすることなく、スキャンに情報を追加できます。IntegrateAction.png ボタンをクリックすると、統合パネルが開きます。

Integrate-actions.png

統合を実行するには2つの方法があります。該当するボタンをクリックして統合する方法を選択してから、統合ボタンをクリックして統合を開始します。

フォロービュー
Follow View(フォロービュー)をクリックし、3Dオブジェクトを空間内で動かして、情報が不足している部分を中心に表示させます。再スキャンする必要のある部分がカメラのライブビューに表示されていることを確認し、Integrate(統合)をクリックします。

Follow.gif

スマート
Smart(スマート)をクリックすると、小さい進行状況バーが表示され、100%になると不足している情報や穴になっている部分が、取得された画像上ですべて黄色でマークされます。再スキャンが必要な部分を選択するには、その黄色の線の近くで左クリックします。選択された領域は赤色でマークされます。integrate(統合)をクリックすると、スキャン処理が起動し、不足している情報が補われます。

Smart.gif

アドバンス設定

アドバンス設定ボタン AdvAction.png をクリックすると、プロフィールおよびパラメーターの選択ダイアログが開きます。

Free-profiles-scan.png

すべてのオブジェクトは異なる手順でスキャンされます。これはスキャン可能なさまざまな形状ですべての詳細情報を取得すると同時に、リファレンスオブジェクト用に不要な数の画像を取得しないようにするためです。例えば、咬合器スキャンでは、水平面での画像を4枚だけ取得して、咬合のバランスを失わないようにスピードを落とします。一方、模型では低いチルトで6枚の画像を、ダイでは高いチルトで12枚の画像をスキャンします。

このようなプロフィールは、特定のオブジェクトのスキャン方法についてオープンテクノロジーが推奨する設定ですが、歯科のスキャンオブジェクトは一般化することが難しく、これらのプロフィールの使用が常に最適な設定となるわけではありません。このような前提を念頭に置き、プロフィールリストにある別の設定を選択したりして、取得する画像数や詳細を調整し、プロフィールを自由に変更するようにして下さい。ただし、情報の詳細レベルを上げれば、画像数も増え、結果としてファイルも大きくなることにも注意して下さい。

また、ダイアログ下部のAdvanced(アドバンス)をクリックすると、選択されたスキャンプロフィールの一部の設定を変更できます。

Free-advancedpar-scan.png

2つの設定を編集できます。

Object Color(オブジェクトカラー)
特定の種類のオブジェクトの陰。カメラのライブビューと同様に、この設定ではオブジェクトに照射される光量を制御します。オブジェクトが非常に暗い場合はより明るい光で、明るすぎる場合は光の明るさを弱めるなど、適時調整して下さい。
Scan Strength(スキャン強度)
この設定では、スキャンパターンのコントラストを上げ、難しい表面(半透明、金属など)のスキャン精度を向上できます。強度を上げることで、スキャンにかかる時間も増加します。

ダイのスキャン定義

ダイのスキャンはその他のスキャンと同じように動作しますが、マルチダイプレート(デフォルト)を使用するか、カスタムのダイスキャン設定をマークするか選択できる中間の定義ステップがあります。

Wizard-multidie-def.png

ダイのスキャンステップの冒頭で、マルチダイの定義 MdSetupAction.png が自動で表示されます。マルチダイの9つの位置は、最初の片顎の部品(存在する場合)から、標準的な歯番の順番で埋められます。ウィザードには、それぞれのダイを入れる位置が表示されます。ダイを入れる位置が足りなくなった場合、ウィザードにステップが追加され、プロジェクト内で定義したすべての部品をスキャンできるようにします。
マルチダイプレートを使用する場合、ソフトウェアはどのダイがどの位置にあるのかをすでに認識しているので、追加で項目を識別する必要はありません。これらは自動的にリファレンスにアライメントされます。

マルチダイプレートを使用する代わりに、ユーザーは カスタム設定 CustomSetupAction.png ボタンをクリックして、ダイをスキャンする順番をカスタム設定できます。

Wizard-diescan.png

ソフトウェアはスキャンするアイテムをすべて同じ色でマークします。これは、デフォルトでは、それらすべてを同時にスキャンする必要があることを示しています。スキャンするアイテムの1つをクリックすると、その歯の色が変わり、2つ目のスキャングループが作成されます。その後、その2つ目のグループでスキャンするアイテムをすべてクリックします。選択済みのアイテムのどれかをもう1回クリックすると、追加のスキャングループが作成され、3つ目の色でマークされます。この操作は任意の回数繰り返すことができます。同じ色でマークされているすべてのアイテムが同時にスキャンされることに注意して下さい。
このモードでは、どのアイテムをどの位置でスキャンするかをソフトウェアは認識していません。このため、ユーザーが各ダイを識別する必要があります。この手順については、編集ツールのページを参照して下さい。


マーカースキャン定義

マーカー(またはスキャン体)のスキャンは、ダイのスキャンのカスタム設定に似ています。

Wizard-markerscan.png

ソフトウェアはスキャンするアイテムをすべて同じ色でマークします。これは、デフォルトでは、それらすべてを同時にスキャンする必要があることを示しています。スキャンするアイテムの1つをクリックすると、その歯の色が変わり、2つ目のスキャングループが作成されます。その後、その2つ目のグループでスキャンするアイテムをすべてクリックします。選択済みのアイテムのどれかをもう1回クリックすると、追加のスキャングループが作成され、3つ目の色でマークされます。この操作は任意の回数繰り返すことができます。同じ色でマークされているすべてのアイテムが同時にスキャンされることに注意して下さい。
ソフトウェアはどのマーカーがどの位置でスキャンされるか認識できないため、ユーザーが各スキャン体を識別する必要があります。識別する手順については、編集ツールのページを参照して下さい。

ライブビュー

右上にあるライブビューでは、スキャンするオブジェクトの位置と光量を確認できます。
同じプロジェクト内の異なるオブジェクトで、光量を調整して反射しないようにしたり、スキャン品質を向上させたりする必要がある場合があります。

光量はウインドウの左側にあるバーを使用して調整します。

Light.gif

オブジェクト上で赤く表示されている部分は光が強すぎるので、取得で問題が発生することがあります。また、逆に光量を下げる場合でも、あまり下げすぎるとスキャン品質が低下するため、注意して調整して下さい。

By clicking on the button below the light intensity bar, the live size changes.

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