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構造
ウィザードの構造はプロジェクト定義によって生成されるため、特定のプロジェクトでスキャンする必要のある部品によって変化します。
ステップリストの各アイコンは、スキャングループまたはプロジェクトアクションを表しています。以下の画像では、標準的なプロジェクトで表示されるすべてのスキャングループおよびアクションを掲載していますが、すべてが同時に表示されることは希なケースです。
スキャングループ
以下は、標準的なプロジェクトで利用可能なスキャングループと、特別なプロジェクト(コンセプトクアッドモジュール/インプレッションなど)で利用可能なその他のスキャングループやアイテムです。
Jaws(顎)
最初のグループには、その他のスキャンのリファレンスとなるすべての要素が含まれています。 アイコンをクリックするとそのグループが開き、個々のステップが表示されます。
- 咬合器スキャンまたは咬合のスキャン: このスキャンでは、咬合器サポートプレート上の咬合器をスキャンしたり、通常のモデルホルダーに2つの模型を重ねてスキャンしたりすることができます。
- モデルスキャン(上顎または下顎): 両側の模型をスキャンする必要がある場合は、常に下顎からスキャンします。このスキャンでは、シリコンの歯肉、マーカー、ワックスアップなどがない状態で模型をスキャナーに置きます。
- ワックスアップのリファレンス取得: 位置に関するリファレンスを取得するには、ワックスアップのリファレンスは模型上でスキャンする必要があります。
Implants(インプラント)
このグループ は、インプラントの位置を取得するためにスキャンが必要なすべてのマーカー部品です。
Dies(ダイ)
このグループ では、プロジェクトにあるダイをスキャンします。
Various(各種)
各種のグループ には、プロジェクトの副次的な要素(必要なものではなく、プロジェクトの有益な情報を追加するものなど)が集められています。
- 健全歯: 1つのモデルの健全歯、隣接歯、およびポンティックのスキャン。このスキャンは、最初に取得されたモデルの画像からコピーされるので、ユーザーがこの部分を再びスキャンする必要はほとんどありません。
- 歯肉スキャン: モデル上のシリコンの歯肉のスキャン(存在する場合)。
- PreOpスキャン: 患者の以前のモデル、または以前に設計された解剖学的部分の取得。これは修復設計のリファレンスとして使用できます。
Waxup(ワックスアップ)
ワックスアップの取得用のグループ 。最初のグループでスキャンされたリファレンスとアライメントされます。
その他
リスト内に表示されないスキャングループやアイテムもあります。これらは特定の条件や特定のライセンスモジュールでのみ表示されます。
コンセプトクアッドスキャングループ
コンセプトクアッドスキャングループ は、プロジェクト定義で選択されたモデルタイプが片顎模型 の場合に有効になります。
インプレッション
インプレッションスキャンは、プロジェクト定義で選択されたモデルタイプがインプレッション の場合に有効になります。
バイト
バイトスキャンは、プロジェクト定義で対咬歯をシリコンバイト と設定した場合に有効になります。
ウィザードアクション
アライメント
ほとんどすべてのスキャングループにアライメントアイコンがあり、スキャンしたアイテムをそれぞれのリファレンスに適合させます。
Marker Alignment(マーカーアライメント)
インプラントのあるプロジェクトでは、ウィザードステップの1つに、スキャンしたアイテムとインプラントライブラリのアライメントがあります 。
Finalize(最終処理)
ファイナライズのリストおよびボタン は、メッシュ生成が作成されてファイルをエクスポートできる、プロジェクトの最後のステップを表しています。