Difference between revisions of "ExamplesQuadrant/ja"

From Dental Wiki
Jump to navigation Jump to search
(Updating to match new version of source page)
 
(9 intermediate revisions by one other user not shown)
Line 3: Line 3:
 
このページでは、咬合する2つの片顎模型と3つのダイを、オープンテクノロジーのクオドラントモジュールを使ってスキャンする例を、ウィザードに従って説明します。
 
このページでは、咬合する2つの片顎模型と3つのダイを、オープンテクノロジーのクオドラントモジュールを使ってスキャンする例を、ウィザードに従って説明します。
  
 +
<div class="mw-translate-fuzzy">
 
このモジュールでは、片顎模型と最大4つの支台歯を、2ステップで定義されるプロジェクトでスキャンできます。これでスキャン時間を半減させることができます。
 
このモジュールでは、片顎模型と最大4つの支台歯を、2ステップで定義されるプロジェクトでスキャンできます。これでスキャン時間を半減させることができます。
 +
</div>
  
 
'''これは追加ライセンス用モジュールです。詳細はディーラーにお問い合わせ下さい'''
 
'''これは追加ライセンス用モジュールです。詳細はディーラーにお問い合わせ下さい'''
Line 11: Line 13:
 
このプロジェクトをExocadで作成するには、デスクトップでDentalDBアイコンをクリックします。プロジェクトマネージャーが開きます。
 
このプロジェクトをExocadで作成するには、デスクトップでDentalDBアイコンをクリックします。プロジェクトマネージャーが開きます。
  
プロジェクト情報、設計する修復の種類、その他のパラメーターを入力します。この種類のプロジェクトでは、'''Scan Mode'''(スキャンモード)が'''Two stone models in occlusion'''(咬合する2つの石膏模型)に設定されていることを確認して下さい。モデルのタイプは後で指定され、それにより正しいウィザードが起動します。
+
プロジェクト情報、設計する修復の種類、その他のパラメーターを入力します。この種類のプロジェクトでは、'''Scan Mode'''(スキャンモード)が'''Two stone models in occlusion'''(咬合する2つの石膏模型)に設定されていることを確認して下さい。モデルタイプは後で指定され、そこで正しいウィザードを開始します。
  
 
Exocadでプロジェクトを作成する方法について詳しくは、[http://wiki.exocad.com/wiki/index.php?title=DentalDB_Module Exocad Wiki!]を参照して下さい。
 
Exocadでプロジェクトを作成する方法について詳しくは、[http://wiki.exocad.com/wiki/index.php?title=DentalDB_Module Exocad Wiki!]を参照して下さい。
Line 19: Line 21:
 
[[File:prj-definition-exo-quadrant.gif]]
 
[[File:prj-definition-exo-quadrant.gif]]
  
プロジェクトが定義されたら、アクションセクションで'''OPT'''をクリックすると、スキャンソフトウェアが起動します。<br />スキャンソフトウェアでは、まずExocadで作成されたプロジェクトが表示されます。
+
プロジェクトの定義が完了したら、Actions(アクション)セクションの'''OPT'''をクリックして、スキャンソフトウェアを起動します。<br />スキャンソフトウェアでは、Exocadで作成されたプロジェクトが最初に表示されます。
  
正しいウィザードを有効にするには、'''Model Type'''(モデルタイプ)アイコンをクリックして、{{Inline button|quadrantModel.png}} オプションを選択します。<br /> 確定ボタン {{Inline button|ok.png}} をクリックすると、変更内容が保存され、プロジェクトが開始されます。
+
正しいウィザードで開始にするには、'''Model Type'''(モデルタイプ)アイコンをクリックして、{{Inline button|quadrantModel.png}} オプションを選択します。<br /> 確定ボタン {{Inline button|ok.png}} をクリックすると、変更内容が保存され、プロジェクトが開始されます。
  
 
[[File:model-type-quadrant.gif]]
 
[[File:model-type-quadrant.gif]]
Line 38: Line 40:
  
 
[[File:prj-definition-quadrant.gif]]
 
[[File:prj-definition-quadrant.gif]]
 +
 +
Select here if you wish to work with a sectioned or unsectioned quadrant model.
 +
 +
[[File:quadrant-type.png]]
  
 
どちらの方法でプロジェクトを定義しても、同じウィザードに進みます。ここからは、このウィザードに従っていきます。
 
どちらの方法でプロジェクトを定義しても、同じウィザードに進みます。ここからは、このウィザードに従っていきます。
Line 43: Line 49:
 
==ステップ1: 咬合器スキャン==
 
==ステップ1: 咬合器スキャン==
  
 +
<div class="mw-translate-fuzzy">
 
この場合の咬合器とは、クオドラントトレーオクルーザーを指しており、これを通常のモデルホルダー上で直接スキャンできます。<br />モデルホルダーにオクルーザーを置く方法は自由に決めることができますが、以下の例を参考にして決定して下さい。
 
この場合の咬合器とは、クオドラントトレーオクルーザーを指しており、これを通常のモデルホルダー上で直接スキャンできます。<br />モデルホルダーにオクルーザーを置く方法は自由に決めることができますが、以下の例を参考にして決定して下さい。
 
+
</div>
[[File:occlusor-positions.png]]
 
 
 
オブジェクトをスキャナーに置いたら(咬合器を使って、またはモデルを重ねて)、'''スキャンボタン'''{{Inline button|scanAction.png}} でスキャンを開始できます。スキャンが終了すると、結果が表示されます。
 
  
 
[[File:Quadrant-articulator-steps.png]]
 
[[File:Quadrant-articulator-steps.png]]
Line 61: Line 65:
 
===スキャン===
 
===スキャン===
  
このステップでは、ソフトウェアによってクオドラントホルダー上で指定される位置にすべての要素を配置する必要があります。<br />
+
このステップでは、クオドラントホルダー上でソフトウェアが指定する位置にすべての部品を配置する必要があります。<br />
'''スキャンボタン'''{{Inline button|scanAction.png}} をクリックしてスキャンを開始します。スキャンが完了すると、結果が表示されます。
+
'''スキャンボタン'''{{Inline button|scanAction.png}} をクリックしてスキャンを開始します。スキャンが終了すると、結果が表示されます。
  
 
[[File:quadrant-steps.png]]
 
[[File:quadrant-steps.png]]
  
{{Inline button|nextAction.png}} をクリックして、編集手順に進みます。
+
{{Inline button|nextAction.png}} をクリックして、編集ステップに進みます。
  
 
===編集===
 
===編集===
  
このケースでは、ベースカットツールを使ってからAppleボタンをクリックして画像をトリミングしています。
+
このケースでは、ベースカットツールを使ってから適用ボタンをクリックして画像をトリミングしています。
  
'''トリミングしすぎないよう注意して下さい。トリミングしすぎると、自動アラインメント処理中にエラーが発生する場合があります'''
+
'''トリミングしすぎないよう注意して下さい。トリミングしすぎると、自動アライメント処理中にエラーが発生する場合があります'''
  
 
[[File:edit-quad.gif]]
 
[[File:edit-quad.gif]]
Line 80: Line 84:
 
===アラインメント===
 
===アラインメント===
  
スキャンされるすべてのアイテムと同様、ソフトウェアはすべての画像をそれぞれのレファレンスにアライメントしようと試みます。このケースでは、スキャンされたすべてのアイテムのレファレンスは咬合器スキャンとなります。
+
<div class="mw-translate-fuzzy">
 +
スキャンされるその他のアイテムと同様に、ソフトウェアでは、すべての画像をそれぞれのリファレンスにアライメントしようと試みます。このケースでは、スキャンされたすべてのアイテムのリファレンスは咬合器スキャンとなります。
 +
</div>
  
 
[[File:align-quadrant.gif]]
 
[[File:align-quadrant.gif]]
  
アライメントの最後に結果が表示されます。自動アラインメントおよび手動による手順については、[[Align|アライメントインターフェース]]のページを参照して下さい。
+
<div class="mw-translate-fuzzy">
 +
アライメントの最後に結果が表示されます。自動アライメントおよび手動による手順については、[[Align|アライメントインターフェース]]のページを参照して下さい。
 +
</div>
  
 
{{Inline button|nextAction.png}} をクリックして、ウィザードの最後のステップに進みます。
 
{{Inline button|nextAction.png}} をクリックして、ウィザードの最後のステップに進みます。
Line 90: Line 98:
 
==ステップ3: メッシュ生成およびエクスポート==
 
==ステップ3: メッシュ生成およびエクスポート==
  
 +
<div class="mw-translate-fuzzy">
 
この時点で、ソフトウェアは自動的にメッシュ生成を開始します。メッシュは編集したり、個別にエクスポートしたり、画像としてエクスポートしたりできます。メッシュの編集について詳しくは、[[Mesh|メッシュツール]]のページを参照して下さい。
 
この時点で、ソフトウェアは自動的にメッシュ生成を開始します。メッシュは編集したり、個別にエクスポートしたり、画像としてエクスポートしたりできます。メッシュの編集について詳しくは、[[Mesh|メッシュツール]]のページを参照して下さい。
 +
</div>
  
 
エクスポートボタン {{Inline button|exportToCadAction.png}} をクリックして、CADにエクスポートします。
 
エクスポートボタン {{Inline button|exportToCadAction.png}} をクリックして、CADにエクスポートします。
Line 96: Line 106:
 
{{Screenshot|mesh-quadrant.png}}
 
{{Screenshot|mesh-quadrant.png}}
  
 +
<div class="mw-translate-fuzzy">
 
プロジェクトをExocadから開始した場合、CADが自動的に開き、すぐに設計を始めることができます。それ以外の場合は、ファイルをエクスポートする方法を選択するよう求められます。
 
プロジェクトをExocadから開始した場合、CADが自動的に開き、すぐに設計を始めることができます。それ以外の場合は、ファイルをエクスポートする方法を選択するよう求められます。
 +
</div>
  
  
 
{{Navigation|ExamplesImplants|ExamplesDynamic}}
 
{{Navigation|ExamplesImplants|ExamplesDynamic}}

Latest revision as of 12:30, 1 June 2018


このページでは、咬合する2つの片顎模型と3つのダイを、オープンテクノロジーのクオドラントモジュールを使ってスキャンする例を、ウィザードに従って説明します。

このモジュールでは、片顎模型と最大4つの支台歯を、2ステップで定義されるプロジェクトでスキャンできます。これでスキャン時間を半減させることができます。

これは追加ライセンス用モジュールです。詳細はディーラーにお問い合わせ下さい

Exocadでプロジェクト定義を開始する

このプロジェクトをExocadで作成するには、デスクトップでDentalDBアイコンをクリックします。プロジェクトマネージャーが開きます。

プロジェクト情報、設計する修復の種類、その他のパラメーターを入力します。この種類のプロジェクトでは、Scan Mode(スキャンモード)がTwo stone models in occlusion(咬合する2つの石膏模型)に設定されていることを確認して下さい。モデルタイプは後で指定され、そこで正しいウィザードを開始します。

Exocadでプロジェクトを作成する方法について詳しくは、Exocad Wiki!を参照して下さい。

今回のデモ用プロジェクトでは以下の通りプロジェクトを定義します。

Prj-definition-exo-quadrant.gif

プロジェクトの定義が完了したら、Actions(アクション)セクションのOPTをクリックして、スキャンソフトウェアを起動します。
スキャンソフトウェアでは、Exocadで作成されたプロジェクトが最初に表示されます。

正しいウィザードで開始にするには、Model Type(モデルタイプ)アイコンをクリックして、QuadrantModel.png オプションを選択します。
確定ボタン Ok.png をクリックすると、変更内容が保存され、プロジェクトが開始されます。

Model-type-quadrant.gif

ScanWayでプロジェクト定義を開始する

すべてのプロジェクトは、後で設計に使用するCADにかかわらず、スキャンソフトウェアでも定義できます。

デスクトップのScanWayアイコンをダブルクリックして、スキャンソフトウェアを起動します。ようこそページが開きます。プロジェクトを作成するには、最初のアイコンをクリックします。

NewPrjIcon.png

プロジェクトの定義方法について詳しくは、新規プロジェクトの作成のページを参照して下さい。

今回のデモ用プロジェクトでは以下の通り定義します。

Prj-definition-quadrant.gif

Select here if you wish to work with a sectioned or unsectioned quadrant model.

File:Quadrant-type.png

どちらの方法でプロジェクトを定義しても、同じウィザードに進みます。ここからは、このウィザードに従っていきます。

ステップ1: 咬合器スキャン

この場合の咬合器とは、クオドラントトレーオクルーザーを指しており、これを通常のモデルホルダー上で直接スキャンできます。
モデルホルダーにオクルーザーを置く方法は自由に決めることができますが、以下の例を参考にして決定して下さい。

Quadrant-articulator-steps.png

利用可能なその他の機能については、スキャンインターフェースのページを参照して下さい。

NextAction.png をクリックして、ウィザードの2つ目のステップに進みます。

ステップ2: クオドラントスキャン

このステップは通常通り進めます。

スキャン

このステップでは、クオドラントホルダー上でソフトウェアが指定する位置にすべての部品を配置する必要があります。
スキャンボタンScanAction.png をクリックしてスキャンを開始します。スキャンが終了すると、結果が表示されます。

Quadrant-steps.png

NextAction.png をクリックして、編集ステップに進みます。

編集

このケースでは、ベースカットツールを使ってから適用ボタンをクリックして画像をトリミングしています。

トリミングしすぎないよう注意して下さい。トリミングしすぎると、自動アライメント処理中にエラーが発生する場合があります

Edit-quad.gif

NextAction.png をクリックして、アライメントに進みます。

アラインメント

スキャンされるその他のアイテムと同様に、ソフトウェアでは、すべての画像をそれぞれのリファレンスにアライメントしようと試みます。このケースでは、スキャンされたすべてのアイテムのリファレンスは咬合器スキャンとなります。

Align-quadrant.gif

アライメントの最後に結果が表示されます。自動アライメントおよび手動による手順については、アライメントインターフェースのページを参照して下さい。

NextAction.png をクリックして、ウィザードの最後のステップに進みます。

ステップ3: メッシュ生成およびエクスポート

この時点で、ソフトウェアは自動的にメッシュ生成を開始します。メッシュは編集したり、個別にエクスポートしたり、画像としてエクスポートしたりできます。メッシュの編集について詳しくは、メッシュツールのページを参照して下さい。

エクスポートボタン ExportToCadAction.png をクリックして、CADにエクスポートします。

Mesh-quadrant.png

プロジェクトをExocadから開始した場合、CADが自動的に開き、すぐに設計を始めることができます。それ以外の場合は、ファイルをエクスポートする方法を選択するよう求められます。


Navigation Back.png Homebutton.png Navigation Next.png