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Example: Cemented

Revision as of 08:17, 24 September 2017 by Meinan (talk | contribs) (Created page with "次に、2つ目のグループに選択されたアイテムを入れるよう求められます。2つ目のスキャンは個別のダイなので、右側にリマイン...")


このページでは、咬合する2つのモデルと3つのダイ(上顎に2つ、下顎に1つ)をスキャンする例を、ウィザードに従って説明します。

Contents

Exocadでプロジェクト定義を開始する

このプロジェクトをExocadで作成するには、デスクトップでDentalDBアイコンをクリックします。プロジェクトマネージャーが開きます。

プロジェクト情報、設計する修復の種類、その他のパラメーターを入力します。この種類のプロジェクトでは、Scan Mode(スキャンモード)がTwo stone models in occlusion(咬合する2つの石膏模型)に設定されていることを確認して下さい。

Exocadでプロジェクトを作成する方法について詳しくは、Exocad Wiki!を参照して下さい。

今回のデモ用プロジェクトでは以下の通りプロジェクトを定義します。

 

プロジェクトの定義が完了したら、Actions(アクション)セクションのOPTをクリックして、スキャンソフトウェアを起動します。

 

スキャンソフトウェアでは、Exocadで作成されたプロジェクトが最初に表示されます。プロジェクトが正しく定義されている場合は、確定ボタン   をクリックします。


ScanWayでプロジェクト定義を開始する

すべてのプロジェクトは、後で設計に使用するCADにかかわらず、スキャンソフトウェアでも定義できます。

デスクトップのScanWayアイコンをダブルクリックして、スキャンソフトウェアを起動します。ようこそページが開きます。プロジェクトを作成するには、最初のアイコンをクリックします。

 

プロジェクトの定義方法について詳しくは、新規プロジェクトの作成のページを参照して下さい。

今回のデモ用プロジェクトでは以下の通り定義します。

 

どちらの方法でプロジェクトを定義しても、同じウィザードに進みます。ここからは、このウィザードに従っていきます。

ステップ1: 咬合器スキャン

両顎を持つように設定されたすべてのプロジェクトの最初のステップは、咬合器スキャンです。

咬合器スキャンでも、常に咬合器をスキャンする必要はありません。このスキャンに必要なのは、専用サポート上の咬合器を使った咬合スキャン、またはモデルホルダー上での2つのモデルの咬合スキャンです。

ユーザーが咬合器をスキャンする必要がある場合は、後ろへ傾けることをおすすめします。こうすることで、できるだけ多くの情報を得ることができるようになります。傾けることができない咬合器もあるので、その場合は不要です。

 

スキャンインターフェースのライブビューでは、咬合器が実際にまっすぐ置かれていると、咬合状態を正確に取得するのが難しくなることが確認できます。

 

一方、前述のように、咬合させた2つのモデルを輪ゴムやワックスで固定してスキャンすることも可能です。

 

オブジェクトをスキャナーに置いたら(咬合器を使って、またはモデルを重ねて)、スキャンボタン  でスキャンを開始できます。スキャンが終了すると、結果が表示されます。

 

利用可能なその他の機能については、スキャンインターフェースのページを参照して下さい。

  をクリックして、ウィザードの次のステップに進みます。

ステップ2: 下顎

両顎を持つように設定されたすべてのプロジェクトの2つ目のステップは、下顎スキャンです。咬合器を除くすべてのステップには、2つのサブステップ(実際のスキャンと、取得された画像の編集)があります。

スキャンステップ

下顎モデルをモデルホルダーに置き、スキャンボタン  をクリックします。スキャンが完了すると、結果が表示されます。

 

このスキャンはレファレンスリムを使って行われています。ユーザーがモデル、ダイ、またはマーカーのスキャンを起動する際、ソフトウェアでレファレンスリムが使用されていないことが検出されると、以下のメッセージが表示されます。

 

ユーザーは、スキャンをキャンセルしてモデルホルダーにレファレンスリムを置き、新しいスキャンを開始するか、レファレンスリムなしでスキャンを続行するかを決めます。レファレンスリムについて詳しくは、付属品のページを参照して下さい。

  をクリックして、下顎モデルステップの次の手順に進みます。

編集ステップ

このステップでは、取得した画像を編集できます。このステップで利用できるオプションについて詳しくは、編集ツールのページを参照して下さい。

この段階の画像は編集したりトリミングしたりできます。ただし、この段階では画像に対してあまり大きな編集を行ったり、多くの情報を切り取ったりしないことが重要です。このような編集により、オブジェクトと参照モデルの自動アライメントの計算が困難になる場合があります。

画像の編集を選択ツールを使って実行することができます。

 

一方、トリミングはベースカットツールを利用すると非常に簡単です。

 

適切な結果が取得できたら、  をクリックして次のステップに進みます。

ステップ3: 上顎モデル

上顎モデルのスキャンでは、下顎モデルと同じように、2つのステップを実行する必要があります。

スキャンステップ

上顎モデルをモデルホルダーに置き、スキャンボタン  をクリックします。スキャンが完了すると、結果が表示されます。

 

レファレンスリムがモデルホルダーに置かれていない場合は、ここでも前述のメッセージが表示されます。

  をクリックして、上顎の編集ステップに進みます。

編集ステップ

上顎モデルもまだ編集可能です。ここでは、別の選択ツールを使って画像を編集します。

 

適切な結果が取得できたら、  をクリックして次の手順に進みます。

保存とアライメント

  ボタンを押すと、すぐソフトウェアで保存が行われ、スキャンされたアイテムがそれぞれのレファレンスに対して自動でアライメントされます。

 

自動アラインメントおよび手動による手順については、アライメントインターフェースのページを参照して下さい。

ステップ4: ダイのスキャン

ダイのスキャンに必要なステップは、ユーザーが選択したスキャン方法(マルチダイプレートを使用するか、カスタム設定を使用するか)によって異なります。

マルチダイ使用時

デフォルトではこの方法が適用されています。この場合、マルチダイプレート上でソフトウェアが指示する位置にユーザーがダイを置いていきます。これにより各ダイが直ちに識別されます。

定義
前述の通り、マルチダイプレートのダイの位置はソフトウェアによって事前に認識されています。

マルチダイの順番は、ユニバーサル方式に基づいており、最初の1/4顎の最初の要素から時計回りの方向に番号が振り当てられています。中央に置く必要のあるダイは、常に最初の1/4顎の最後の要素に最も近いものとなります。
ダイが9個を超える場合、追加の定義ステップが表示されます。

 

  をクリックして、マルチダイスキャンステップに進みます。

スキャン
マルチダイスキャンインターフェースはすでに紹介したほかのステップに似ていますが、相違点として、マルチダイのレファレンスがウインドウ右側のライブビューの下にリマインダーとして表示されます。
続行するには、スキャンボタン  をクリックします。スキャンが終了すると、結果が表示されます。

 

  をクリックして、マルチダイスキャンの編集ステップに進みます。

編集
編集ステップでは、以前のステップで表示されたものと同じツールが利用できます。今回のケースでは、2つ以上のツールを適用する必要がある場合があります。

 

適切な結果が取得できたら、  をクリックして次の手順に進みます。

アライメント
編集が終わったら、ダイがレファレンスに対してアライメントされます。結果はモニター上に表示されます。アライメントを変更したり、修正したり、槍倒したりする場合は、アライメントインターフェースのページを参照して下さい。

 

カスタム設定(マルチダイなし)

モデルベース上のダイをスキャンする必要がある場合など、カスタムの順番でダイをスキャンすることもできます。カスタム設定による定義を行うには、ソフトウェアでマルチダイの定義が表示されたときに   アイコンをクリックします。

 

定義
このソフトウェアでは、デフォルトで一意となるスキャングループが表示されます。これは、ほかで定義されていなければ、ソフトウェアがすべての歯型を同時にスキャンするよう求めることを意味します。このケースでは、2つ目のスキャングループが作成されていて、上顎のダイと下顎のダイのスキャンを分割しています。  をクリックして、スキャンステップに進みます。

 

スキャン
作成したスキャングループの数によって、1つまたは複数のスキャンステップが設定されます。

まずは、ダイをスキャナーに入れて、最初のグループのアイテムを取得する必要があります。
リマインダーとして、同時にスキャンされるアイテムがウインドウ右側のライブビューの下にマークされて表示されます。

次に、2つ目のグループに選択されたアイテムを入れるよう求められます。2つ目のスキャンは個別のダイなので、右側にリマインダーは表示されません。  をクリックして続行します。

 

Dies Identification
When a scan group has more than one item, the user will be asked to separate each die from the others to correctly identify it.
This step occurs in between the scanning steps. To learn more on the identification of the dies visit the Scan Interface page. Click   to continue.

 

Edit
If the scan group is formed by one individual die, there will be no identification step. Instead, the edit step will be presented. Click   to continue.
Alignment
After being edited or identified the dies get aligned to their references. The result is then showed on the monitor. To learn how to change, fix or redo the alignment check the Alignment Interface page.

Step 5: Healthy and Pontics

At this stage the project has been scanned, unless the user wants to rescan the healthy and pontics. This step is infact a result of the scan of the scanned reference model, trimmed to exclude the parts that have been scanned individually (in this case, the dies). It sometimes happens that in the first model scan, the contact points on the healthy are not correctly recognised, which would require the user to rescan the model. Otherwise, just click   to continue.

 

The software will then propose a further edit step to allow the user to modify the healthy image. Proceed in the edit step as previously explained.

Step 6: Mesh Generation and Export

At this point the software immediately starts mesh generation. The meshes can be edited and exported individually or as a unique image. To learn more about mesh editing visit our Mesh Tools page.

Click on the Export Button   to export to CAD.

 

If the project has been started from Exocad, the CAD will automatically open and the design can be started immediately. Otherwise the software will ask the user how to export the file.