Difference between revisions of "ExamplesFullJ/ja"

From Dental Wiki
Jump to navigation Jump to search
(Updating to match new version of source page)
 
Line 21: Line 21:
 
'''咬合器スキャンと言っても、必ず咬合器をスキャンする必要はありません。このスキャンでは、専用サポート上で咬合器をスキャンするか、またはモデルホルダーで2つのモデルを咬合させてスキャンします。'''
 
'''咬合器スキャンと言っても、必ず咬合器をスキャンする必要はありません。このスキャンでは、専用サポート上で咬合器をスキャンするか、またはモデルホルダーで2つのモデルを咬合させてスキャンします。'''
  
 +
<div class="mw-translate-fuzzy">
 
ユーザーが咬合器をスキャンする必要がある場合は、後ろへ傾けることをおすすめします。こうすることで、できるだけ多くの情報を得ることができるようになります。傾けることができない咬合器もあるので、その場合は不要です。
 
ユーザーが咬合器をスキャンする必要がある場合は、後ろへ傾けることをおすすめします。こうすることで、できるだけ多くの情報を得ることができるようになります。傾けることができない咬合器もあるので、その場合は不要です。
 +
</div>
  
 
[[File:articulator_positions.png]]
 
[[File:articulator_positions.png]]
  
 +
<div class="mw-translate-fuzzy">
 
スキャンインターフェースのライブビューでは、咬合器がまっすぐ置かれていると、咬合状態を正確に取得するのが難しくなることが実際に確認できます。
 
スキャンインターフェースのライブビューでは、咬合器がまっすぐ置かれていると、咬合状態を正確に取得するのが難しくなることが実際に確認できます。
 +
</div>
  
 
[[File:live_arti_posizioni.png]]
 
[[File:live_arti_posizioni.png]]
Line 51: Line 55:
 
[[File:lower-ortho-steps.png]]
 
[[File:lower-ortho-steps.png]]
  
 +
<div class="mw-translate-fuzzy">
 
このスキャンはリファレンスリムを使って実行します。ユーザーがモデル、ダイ、またはマーカーのスキャンを起動する際、ソフトウェアでリファレンスリムが使用されていないことが検出されると、以下のメッセージが表示されます。
 
このスキャンはリファレンスリムを使って実行します。ユーザーがモデル、ダイ、またはマーカーのスキャンを起動する際、ソフトウェアでリファレンスリムが使用されていないことが検出されると、以下のメッセージが表示されます。
 +
</div>
  
 
{{Screenshot|msg_rr.png}}
 
{{Screenshot|msg_rr.png}}
  
 +
<div class="mw-translate-fuzzy">
 
ユーザーは、スキャンをキャンセルしてモデルホルダーにリファレンスリムを設置し、新しいスキャンを開始するか、リファレンスリムなしでスキャンを続行するかを決めることができます。リファレンスリムについて詳しくは、[[Accessories|付属品]]のページを参照して下さい。
 
ユーザーは、スキャンをキャンセルしてモデルホルダーにリファレンスリムを設置し、新しいスキャンを開始するか、リファレンスリムなしでスキャンを続行するかを決めることができます。リファレンスリムについて詳しくは、[[Accessories|付属品]]のページを参照して下さい。
 +
</div>
  
 
{{Inline button|nextAction.png}} をクリックして、下顎モデルステップの次の手順に進みます。
 
{{Inline button|nextAction.png}} をクリックして、下顎モデルステップの次の手順に進みます。
Line 63: Line 71:
 
このステップでは、取得した画像を編集できます。このステップで利用できるオプションについて詳しくは、[[Edit|編集ツール]]のページを参照して下さい。
 
このステップでは、取得した画像を編集できます。このステップで利用できるオプションについて詳しくは、[[Edit|編集ツール]]のページを参照して下さい。
  
 +
<div class="mw-translate-fuzzy">
 
この段階の画像は編集したりトリミングしたりできます。ただし、この段階では画像に対してあまり大きな編集を行ったり、多くの情報を切り取ったりしないことが重要です。このような編集により、オブジェクトとリファレンスモデルとの自動アライメントの計算が困難になる場合があります。<br />このケースでは、オブジェクトのトリミングにベースカットツールを使用し、モデルをダブルクリックして操作を確定しています。
 
この段階の画像は編集したりトリミングしたりできます。ただし、この段階では画像に対してあまり大きな編集を行ったり、多くの情報を切り取ったりしないことが重要です。このような編集により、オブジェクトとリファレンスモデルとの自動アライメントの計算が困難になる場合があります。<br />このケースでは、オブジェクトのトリミングにベースカットツールを使用し、モデルをダブルクリックして操作を確定しています。
 +
</div>
  
 
[[File:edit-lower-ortho.gif]]
 
[[File:edit-lower-ortho.gif]]
Line 85: Line 95:
 
===編集ステップ===
 
===編集ステップ===
  
 +
<div class="mw-translate-fuzzy">
 
上顎モデルもまだ編集可能です。ここでは、選択ツールを使って画像を編集し、キーボードの削除ボタンで切り取り操作を行っています。
 
上顎モデルもまだ編集可能です。ここでは、選択ツールを使って画像を編集し、キーボードの削除ボタンで切り取り操作を行っています。
 +
</div>
  
 
[[File:edit-upper-ortho.gif]]
 
[[File:edit-upper-ortho.gif]]
Line 95: Line 107:
 
{{Inline button|nextAction.png}} ボタンを押すと、ソフトウェアではすぐに保存が実行され、スキャンされたアイテムがそれぞれのリファレンスに対して自動でアライメントされます。
 
{{Inline button|nextAction.png}} ボタンを押すと、ソフトウェアではすぐに保存が実行され、スキャンされたアイテムがそれぞれのリファレンスに対して自動でアライメントされます。
  
 +
<div class="mw-translate-fuzzy">
 
自動アラインメントおよび手動による手順については、[[Align|アライメントインターフェース]]のページを参照して下さい。
 
自動アラインメントおよび手動による手順については、[[Align|アライメントインターフェース]]のページを参照して下さい。
 +
</div>
  
 
==ステップ6: メッシュ生成およびエクスポート==
 
==ステップ6: メッシュ生成およびエクスポート==
  
 +
<div class="mw-translate-fuzzy">
 
この時点で、ソフトウェアは自動的にメッシュ生成を開始します。メッシュは編集したり、個別にエクスポートしたり、画像としてエクスポートしたりできます。メッシュの編集について詳しくは、[[Mesh|メッシュツール]]のページを参照して下さい。
 
この時点で、ソフトウェアは自動的にメッシュ生成を開始します。メッシュは編集したり、個別にエクスポートしたり、画像としてエクスポートしたりできます。メッシュの編集について詳しくは、[[Mesh|メッシュツール]]のページを参照して下さい。
 +
</div>
  
 
エクスポートボタン {{Inline button|exportToCadAction.png}} をクリックしてCADにエクスポートし、STLファイルを保存するフォルダを選択します。
 
エクスポートボタン {{Inline button|exportToCadAction.png}} をクリックしてCADにエクスポートし、STLファイルを保存するフォルダを選択します。
  
 
{{Navigation|ExamplesDynamic|ExamplesMultidie}}
 
{{Navigation|ExamplesDynamic|ExamplesMultidie}}

Latest revision as of 15:30, 1 June 2018


このページでは、咬合する2つの全顎モデルをスキャンする例を、ウィザードに従って説明します。

プロジェクト定義

デスクトップのScanWayアイコンをダブルクリックして、スキャンソフトウェアを起動します。ようこそページが開きます。プロジェクトを作成するには、最初のアイコンをクリックします。

NewPrjIcon.png

プロジェクトの定義方法について詳しくは、新規プロジェクトの作成のページを参照して下さい。

今回のデモ用プロジェクトでは以下の通り定義します。

Prj-definition-ortho.gif

ステップ1: 咬合器スキャン

両顎を持つように設定されたすべてのプロジェクトの最初のステップは、咬合器スキャンです。

咬合器スキャンと言っても、必ず咬合器をスキャンする必要はありません。このスキャンでは、専用サポート上で咬合器をスキャンするか、またはモデルホルダーで2つのモデルを咬合させてスキャンします。

ユーザーが咬合器をスキャンする必要がある場合は、後ろへ傾けることをおすすめします。こうすることで、できるだけ多くの情報を得ることができるようになります。傾けることができない咬合器もあるので、その場合は不要です。

Articulator positions.png

スキャンインターフェースのライブビューでは、咬合器がまっすぐ置かれていると、咬合状態を正確に取得するのが難しくなることが実際に確認できます。

Live arti posizioni.png

一方、前述のように、咬合させた2つのモデルを輪ゴムやワックスで固定して、通常のモデルホルダー上でスキャンすることも可能です。

Arti-modelli.png

オブジェクトをスキャナーに置いたら(咬合器を使って、またはモデルを重ねて)、スキャンボタンScanAction.png でスキャンを開始できます。スキャンが終了すると、結果が表示されます。

Arti-ortho-steps.png

利用可能なその他の機能については、スキャンインターフェースのページを参照して下さい。

NextAction.png をクリックして、ウィザードの2つ目のステップに進みます。

ステップ2: 下顎

両顎を持つように設定されたすべてのプロジェクトでは、2番目のステップとして下顎モデルをスキャンします。咬合器を除くすべてのステップには、2つのサブステップ(実際のスキャンと、取得された画像の編集)があります。

スキャンステップ

下顎モデルをモデルホルダーに置き、スキャンボタンScanAction.png をクリックします。スキャンが完了すると、結果が表示されます。

Lower-ortho-steps.png

このスキャンはリファレンスリムを使って実行します。ユーザーがモデル、ダイ、またはマーカーのスキャンを起動する際、ソフトウェアでリファレンスリムが使用されていないことが検出されると、以下のメッセージが表示されます。

Msg rr.png

ユーザーは、スキャンをキャンセルしてモデルホルダーにリファレンスリムを設置し、新しいスキャンを開始するか、リファレンスリムなしでスキャンを続行するかを決めることができます。リファレンスリムについて詳しくは、付属品のページを参照して下さい。

NextAction.png をクリックして、下顎モデルステップの次の手順に進みます。

編集ステップ

このステップでは、取得した画像を編集できます。このステップで利用できるオプションについて詳しくは、編集ツールのページを参照して下さい。

この段階の画像は編集したりトリミングしたりできます。ただし、この段階では画像に対してあまり大きな編集を行ったり、多くの情報を切り取ったりしないことが重要です。このような編集により、オブジェクトとリファレンスモデルとの自動アライメントの計算が困難になる場合があります。
このケースでは、オブジェクトのトリミングにベースカットツールを使用し、モデルをダブルクリックして操作を確定しています。

Edit-lower-ortho.gif

適切な結果が取得できたら、NextAction.png をクリックして次の手順に進みます。

ステップ3: 上顎モデル

上顎モデルのスキャンでは、下顎モデルと同じように、2つのステップを実行する必要があります。

スキャンステップ

上顎モデルをモデルホルダーに置き、スキャンボタンScanAction.png をクリックします。スキャンが完了すると、結果が表示されます。

Upper-ortho-steps.png

リファレンスリムがモデルホルダーに置かれていない場合は、ここでも前述のメッセージが表示されます。

NextAction.png をクリックして、上顎の編集ステップに進みます。

編集ステップ

上顎モデルもまだ編集可能です。ここでは、選択ツールを使って画像を編集し、キーボードの削除ボタンで切り取り操作を行っています。

Edit-upper-ortho.gif

適切な結果が取得できたら、NextAction.png をクリックして次の手順に進みます。

保存とアライメント

NextAction.png ボタンを押すと、ソフトウェアではすぐに保存が実行され、スキャンされたアイテムがそれぞれのリファレンスに対して自動でアライメントされます。

自動アラインメントおよび手動による手順については、アライメントインターフェースのページを参照して下さい。

ステップ6: メッシュ生成およびエクスポート

この時点で、ソフトウェアは自動的にメッシュ生成を開始します。メッシュは編集したり、個別にエクスポートしたり、画像としてエクスポートしたりできます。メッシュの編集について詳しくは、メッシュツールのページを参照して下さい。

エクスポートボタン ExportToCadAction.png をクリックしてCADにエクスポートし、STLファイルを保存するフォルダを選択します。

Navigation Back.png Homebutton.png Navigation Next.png